「出版・公表倫理」コース

Medicine and Healthcare
医学分野の出版・公表には厳格な倫理規範があり、著者はそれに従う必要があります。出版・公表における最新の倫理や規範を理解し、それらの変化に遅れずについていくことは、経験豊富な著者でさえも非常に困難なことのように感じるようです。その原因として、情報が集約されておらず、いろいろなところに散らばっていること、また、情報が出版・公表にかかわる異なる立場の人々(著者、査読者、ジャーナルエディター、出版社、資金提供者など)に向けて長文で書かれていることが考えられます。
このコースでは、医学系文書を執筆する際に知っておくべき出版・公表のベストプラクティスを、一か所(つまり本ユニット内)で、理解しやすいように、かつ、把握しやすい長さで解説します。
このコースについて
学習の焦点
このコースでは、医学文書を書く際に従うべき出版・公表に関する最も重要な規範やベストプラクティスを学習します。以下はその一部です。
- オーサーシップ、利益相反、データシェアリング、臨床試験登録、報告などに関する最新の規範
- 出版・公表に関する規範やベストプラクティスの最新情報
- 先行研究の正確な引用やパラフレーズの方法(研究不正行為とされる様々なタイプの剽窃の回避)、および剽窃チェックソフトについて
- 二重盲査読される原稿における自身の先行研究についての引用
- プレダトリージャーナルやプレダトリー学会ではなく、価値ある研究結果の発表にふさわしい適切な場の選択
これらの知識を得ることによって、以下のことが期待できます。
- 倫理的な問題が解決されるまで論文の投稿ができず、研究結果の出版・公表が遅れるような事態の回避
- 出版・公表倫理に反したために自身や共著者、所属機関の信用が損なわれるような事態の回避
特徴
フォーマット
- 5つの独立した学習ユニット
- 所要時間約7時間
- 学習ユニットごとのユニットテストおよび修了証明書
- ダウンロードできる「ジャーナル選択のフローチャート」、「ジャーナル選択スプレッド」、その他のリソース資料
- 受講期間3ヵ月
このライティングコースでは次のような内容がカバーされます。
- 医学・ヘルスケア分野に従事する方がライティングをするときに考慮すべき出版・公表倫理に関するヒント、注意点、その他の有用な情報
- 実際の医学英語を使った様々な文例、自己評価のためのクイズやテスト
- ダウンロードできるリソース資料(「ジャーナル選択のフローチャート」、「ジャーナル選択スプレッドシート」、および例文シート)
ご購入
個人のお客様
価格: 9,500円(日本国内在住のお客様には別途10%の消費税が加算されます)
受講可能期間: 3ヵ月
グループ・機関でご購入のお客様